10月27日（金）本校の卒業生で、認定NPO法人ACEの副代表・共同創業者である白木朋子様をお招きし、「チェンジの扉～願う世界をつくるのはわたしたち」と題して講演会を行いました。
　チョコレートの原料であるカカオ豆の生産地であり、日本で輸入する7～8割を占めるガーナにおけるこれまでのACEの活動を伺いました。カカオ豆の生産において行われていた児童労働をなくすために現地に入り、教育の大切さを母親に理解してもらう地道な取り組みが年月をかけて実を結んだことなどを伺いました。
　講演後には生徒からのフェアトレードについての質問などにも丁寧に答えていただきました。生徒にとって学校で学んだ知識が身近で活躍する卒業生を通して現実の生きた情報に進化したように感じました。
　自分はどんな世界に生きていたいか。その世界を実現するためには自分はどこで何をしているのだろう。
　多くの生徒にとって、小さな、しかし確実な変化につながる機会となったのではないかと思います。