宮城学院中学校のお知らせ
「今できることプロジェクト」校内 体験報告会
2021.03.13
イベント
「今できることプロジェクト」(河北新報社営業部)で名取市閖上に現地見学に行かせていただいたときの学びを共有する機会として、3月13日(土)4校時に体験報告会を開催しました。
3月上旬の定期試験が終わってから、「今できることプロジェクト」に参加したメンバーはこの日に向けて一生懸命に準備をしてくれました。
被災地閖上を訪れ、「復興」に携わってこられている方から直接体験を伺ったその熱い想いが、現地見学で撮影した写真とともに自身の言葉で語られました。
「復興には2つある。外見的なものと内面的なもの。内面的なものはいくら時間があっても解決は難しい」、「後悔したことはありますか?災害にあってから考えるのではなく、災害のなにもないときから学ぶことが大切」、「震災後に廃業を思いとどまり、店舗内で手作りではじめた手わざ笹かまぼこの「希望」を工場再開後も焼き続けている」「震災で一度途絶えたカツ丼味を、写真と一つの丼、味を知っているお客様の記憶から試行錯誤で復活させた」、「今日学んだことを家族と共有してください、宮城学院生が架け橋となりましょう」…
こうした熱いメッセージが次への震災の継承につながっていくとのだと感じた体験報告会となりました。