宮城学院中学校高等学校

卒業生・進路情報

卒業生・進路情報

活躍する卒業生

今をいきいきと生きる卒業生に、学生時代の体験談と現在について話を聞きました。


佐々木 聡子さん

医療法人H&B いのうえ歯科クリニック 常勤務医
医療法人優和会 おひさまにこにこ歯科医院 非常勤務医
佐々木 聡子 2013年3月卒業

歯科医師としての自分を形づくる
宮城学院での学びと隣人愛の精神

私にとって宮城学院は、考え方や生き方を確立してくれた大切な場所です。毎朝の礼拝で自分自身と向き合うことで精神的に成長し、様々な行事で友人と協力することでコミュニケーション能力が養われ、自己表現力も向上しました。宮城学院のスクールモットーである「隣人愛」は医療現場の基本となる考え方です。現在は地域の歯科医師として働いていますが、この精神を胸に、どんな境遇の方に対しても愛を持って分け隔てなく接することを意識しています。

袴田 知優さん

国際基督教大学 教養学部
アーツサイエンス学科 2024年3月卒業
袴田 知優 2020年3月卒業

YWCAの活動や礼拝から学んだ
社会に目を向けることの大切さ

私は大学で、主に戦略経営論やマーケティングについて学んでいます。宮城学院では、YWCAでの使命や説教における教えをもとに、自分本位な考えではなく社会に目を向けて学習を進めることができました。これらは、マーケティングを学ぶ上で常に持続可能な社会の実現を念頭に置くという考えにつながっています。大学卒業後は小売業に就職し、宮城学院での学びを活かしながら、環境に優しく人間的に豊かな生活の実現を目指していきたいと思います。

佐藤 璃子さん

日本経済新聞社 米州総局
記者
佐藤 璃子 2016年3月卒業

新聞記者の仕事にもつながる
自分で考え、言葉にする力

自分を知り個性を伸ばし、ビジョンを明確にすることができた宮城学院は、私にとってただの学び舎を超えた存在です。宮城学院では自分の感想や考えをアウトプットする機会が多くありました。それによってどこに問題の本質があり、それがどのような結果を生むのかを自分で思考し、言葉にする力が身についたと思います。これらは、見聞きした情報の正確性を検証し、分かりやすく正しい日本語で伝えるという新聞記者の仕事に活かされていると感じます。

川名 由倫さん

川敬商店 蔵元・杜氏 川名 由倫 2007年3月卒業

委員会活動を通して学んだ
チームワークの大切さ。

私にとって宮城学院は、「かけがえのない思い出を糧に、“今が最も充実している”と常に感じられるような人生を歩みなさい」と背中を押してくれる存在です。個を尊重しつつもチームとして動く機会が多かったことや、3年間クラス委員を務めた経験から、チームワークを考えて行動することを学びました。今は家業である川敬商店で蔵元兼杜氏として経営に携わっていますが、その学びが仕事への向き合い方に活かされていると感じます。

佐藤 夏海さん

佐藤法律事務所
弁護士
佐藤 夏海 2010年3月卒業

身に付けた文章力と段取り力が
仕事をする上で大きな財産に。

宮城学院では、宗教行事のたびに感想文を書く機会があり、行事を通して自分が考えたことや感じたことを文書化する能力が自然と身に付きました。また、学習、部活、委員会活動等様々な場面で段取りする力も養われました。現在私は弁護士として民事事件を中心に様々な事件を担当していますが、文章を書くことは重要な仕事の一つでもあります。宮城学院で文章力や段取り力を身に付けられたことは、仕事をする上でとても役立っています。

久光 美菜子さん

宮城大学
看護学群看護学類 進学
久光 美菜子 2020年3月卒業

宮城学院での学びを活かした
保健師活動を展開したい。

私は現在、看護師・保健師の国家資格取得に向けて、講義や実習、自己学習に励んでいます。宮城学院では「他者への思いやり」や「多角的に物事を捉える力」を育むことができました。これらは看護ケアへの潜在的ニーズを捉えることや、地域の健康課題と要因を把握しアプローチする上で重要な基盤となっています。大学卒業後は宮城学院での学びを最大限に活かしながら、行政保健師として様々な支援の在り方を模索していきたいと思います。

上に戻る